チョウ調査

私は一応鳥を専門としているのですが、まほろば自然学校の活動では昆虫をテーマとしたものが多いのです。
鳥にくらべて昆虫となるとまだまだ知らない事が多すぎる。
と言う訳で、少しでも昆虫のことを勉強したいと思い立ち、4月から太宰府市民の森で、チョウの調査を毎月1回実施しています。
「昆虫といっても種類が多すぎるので、まずは分かりやすいものから始めよう」ということで、市民の森を歩きながら、確認できたチョウを種数ごとに個体数を記録しています。

080522himeuranami
4月に比べ5月になると一気に数を増やしたヒメウラナミジャノメ。


毎月1回とは言え、始めたのが4月なので先日の5月分の調査と合わせてまだ2回しか実施していないのですが、その2回の調査でもチョウの生息状況に違いが出て、とても面白いな~と感じています。

例えば、上の写真のヒメウラナミジャノメは、4月には1個体しかいなかったのに、5月では一番多い34個体を確認できました。
一方、4月にはたくさんいたベニシジミやモンシロチョウは激減し、ベニシジミは1個体も確認できませんでした。
また、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハなどのアゲハチョウも出てきたし、イチモンジセセリ、コチャバネセセリなどのセセリチョウも5月に入り姿を現しました。

ベニシジミやモンシロチョウ、ヒメウラナミジャノメなどはいつもたくさんいるような気がしますが、ほんの1ヶ月という短い期間でも、実は生息状況が激変しています。
図鑑などの情報から頭では分かっていた事ですが、やはり自分の目で見てみると、驚かされます。

10~11月頃まで続ける予定のこの調査。
チョウだけでなく、目に付いたその他の昆虫もできる限り確認し、市民の森の昆虫について勉強しようと思います。

080522daimyouseseri
こちらも5月になって出てきたダイミョウセセリ。

080522joukaibon
ジョウカイボン。
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ラミーカミキリ。
080522himekurootosibumi
ヒメクロオトシブミ。
この3種も姿を現しました。

080522nihonaka
ニホンアカガエル。
池や沼、湿地などの浅い止水域で産卵するカエルですが、市民の森で見たのは初めて。この他にもう1個体見ました。
一体どこで産卵しているのだろうか?

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2008.05.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | 昆虫

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