まとめて報告~昆虫標本編~
さあ、夏休みもいよいよ終りですね。といっても2学期制のところはもうすでに給食も始まりましたね。
私もこの夏は仕事に遊びに思いっきり夏を満喫しました。
2012年夏に悔いなしです。
そんな夏を過ごしましたが、ブログの更新は少々サボり気味。
今日は標本講座の活動報告を一気にしたいと思います。
さて、今年で8回目を迎える標本講座も先日、無事に終了しました。
みんな立派に作り上げました。
夏休みの宿題として提出する子も多かったはずです。
この標本が出来上がるまでに、実は3回の講座を経ています。
第1回はすでに報告が済んでいますが、6月にまず昆虫の基礎的なことを学び、政庁跡で昆虫採集をしました。
第2回の講座は「森での昆虫採集」ということで太宰府市民の森で、七夕の7月7日にみっちり昆虫採集を行いました。この日は梅雨の晴れ間と合って、実に様々な昆虫が採集できました。
カラムシという植物につくラミーカミキリをみんな必死に探しています。
大きなクワカミキリをゲット。
そして、夏休みに入った8月4日、前の2回の講座で採集した昆虫たちを標本にしていくやり方を学びます。
トンボの標本のやり方をレクチャー中。
難しくても自分でしっかりやることが大切です。
6年生の子のものですが、私も負けそうなほど、しっかり展翅、展足が出来ています。
この昆虫たちは、最終講座まで乾燥させるために私たちが預かります。
そして先週の25日に最終作業である昆虫の名前を調べ、ラベルを作る作業を行いました。それでやっと標本箱に収ることができるのです。みんな採集から展翅、展足作業、そして図鑑で名前を調べ、種を同定しラベルを作る作業まで長かったですが、自分でやり終え、作り上げました。
そして、最後に私からみんなへのメッセージ講座で締めくくりました。
昆虫標本を作る意義は「その時、その場所に、その昆虫がいた証拠」です。命を頂いて作った標本、大事に大事にしてくださいね。そして何より、昆虫のことに興味を持って、周りの生き物たちの命のつながりを感じてください。
くま
2012.08.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | 自然学校