ホタル上陸

雨降りですね。
春先のこんな夜には外に出たくなります。
何をするのか?
ホタル見物です。

「ホタル見物」と言うと、初夏の川べりでフワフワとホタルが飛びながらボワ~と光を放つ様子が思い浮かぶかと思いますが、サクラの咲くこの時期、雨が降る中や雨が止んだ日没後に、ゲンジボタルの幼虫が蛹になるために川の中から上陸する様子を観察することができるのです。
しかも、ただモソモソ這い登ってくるだけでなく、初夏のホタル(成虫)と同じように光を放ちながら。

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ゲンジボタルの幼虫は川の中で生活しています。
イモムシタイプの幼虫は水辺の土中で蛹になるため、周囲がグッショリと濡れている雨や雨直後に上陸してくるのです。

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体の後方、左右1対の発光器からは、成虫と同じように光を放っています。
ただし成虫の放つ光と比べると、非常に控えめです。

130406genji-j3.jpg
数個体が並んで上陸することもあります。

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それまで生活していた水中とは全く異なる環境。
様々な障害物を乗り越えるのも一苦労です。

130406genji-j5.jpg
時には、こんなオーバーハングも越えていかなくてはいけません。

あの幻想的な光の乱舞の裏では、幼虫たちの決死の苦労があるのです。
今年はどれくらいのホタルが飛んでくれるでしょうか。
(ガン)

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2013.04.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | 昆虫

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