初夏の低山

やらなければならない作業は山積みなのですが、近所のお宅のクリの木が開花したのを見て、どうにもムズムズ我慢できずにいつもの山へ足を運びました。

山と言っても標高300m程の低山。
ふもとにある自宅周辺とほとんど気温も変わらないのですが、それでもやはり季節の進み方に差があるようで、自宅周辺では満開だったクリの花はまだ咲き始めでした。

クリの花にはハナムグリ、カミキリムシ、アブ、チョウなど色々な虫が集まるので、毎年クリの花の時期にはクリの林に出かけることにしています。

花は咲き始めでしたが、ノンビリと虫探し。
まず目についたのがこれ。

130531tsunozemi.jpg
ツノゼミの仲間です。
調べた範囲ではマルオビツノゼミ?かなと思うのですが、マルツノゼミの寄種はマメ科植物が主なようです。
付いていたのはもちろんクリの木。
さて、こいつの正体は??
それにしても、いつか東南アジアなどに生息する立派でヘンテコな角をもったツノゼミを見てみたいものです。

130531katabirotoge.jpg
カタビロトゲハムシもたくさんいました。
交尾中のカップルもちらほら。
何度見ても変わった形です。

・・・で、他にも色々と昆虫を見つけたのですが、何となくパッとせず、しばらく前に見つけていた林の伐採地に移動しました。
切り倒された樹木の枝等が積み上げられていたため、カミキリムシが来ないかなと目をつけていたポイントです。
しかしながら、行ってみると積んであった枝は片付けられており、以前とは様子が変わっておりガッカリ。
「まあ、それでも・・・」とその辺りを歩いてみると、足元の葉の上にキラリと光る何かを発見。
近づいて見てみると・・・、

130531masudakurotama1.jpg
こいつがいました。
マスダクロホシタマムシというタマムシの仲間で、スギやヒノキの倒木、伐採木、衰弱木に集まるようです。
確かに付近にはスギの木も伐り倒されていました。

130531masudakurotama2.jpg
見る角度によって少しずつ色合いが異なり、明るいグリーンから赤みがかったグリーンまで、綺麗に変色します。

当初の目的だったクリに集まる虫、次に狙った伐採木に集まるカミキリムシは少々期待外れに終わりましたが、それでも最後に綺麗な虫に出会え、満足した初夏の低山でした。
(ガン)

スポンサーサイト

2013.05.31 | | Comments(0) | Trackback(0) | 昆虫

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

mahorobird

Author:mahorobird
「まほろば自然学校」
太宰府市内で生き物を通した環境教育を推進しています。
設立;2005年8月
代表 岩熊 志保

フェイスブックページ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

◆募集中の活動◆

◎毎月第2土曜日・・・湿地再生活動

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

カウンター

ブログ内検索