フクロウ講座ドングリ実験
11月16日(日)の「森を科学する2 森にすむフクロウ」講座の中での実験の結果の報告です。
フクロウは食べ物としてとネズミを好んでとらえると言うが、森でネズミを見かけることはほとんどない。
本当に森にはネズミがたくさんいるのだろうか?
と言うことで、森の中にネズミが大好きなドングリを置き、ドングリがなくなるだろうか?と言う実験をしました。
ドングリには、参加者のみなさん一人一人の番号を書き、それをネズミがやってきそうだな~と思うところに置いてもらいました。
そして今日、ドングリが残っているのか?、なくなっているのか?、なくなっているのは何番のドングリなのか?を確認してきました。
今回は一人に一つのドングリと言うことで、1番~26番までのドングリを森の中に置きましたが、今日確認しに行った結果、「4番」と「13番」のドングリがなくなっていました。
きっと、ネズミが運んでいったのでしょう。
また、次の二枚の写真を見てください。
ドングリ番号は16番。
一枚目は実験を始めた時の写真で、二枚目は今日の写真です。
実験開始時には16番ドングリを含め合計12個のドングリを置いていたのですが、今日は16番ドングリを含め8個のドングリしか残っていませんでした。
また、ドングリの位置も動いていました。
この16番ドングリのそばにはネズミのものと思われる穴も開いており、おそらくその穴からネズミが出てきて、ドングリを持って行ったものと思われます。
・・・で、今日森に行って思ったのですが、良く考えて見れば、この時期の森にはたくさんのドングリが落ちており、実験のために置いたドングリにネズミが行き当たる確率はかなり低いはず。
と言うことで、もうしばらく実験を続けます。
あと1週間ほどドングリの様子を見てみようと思います。
その結果は来週火曜日、11月25日にご報告しますので、引き続きお楽しみに~。
(ガン)
2014.11.18 | | Comments(2) | Trackback(0) | 自然学校
